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夫婦喧嘩は子供の『脳を小さくする』!!喧嘩が与える4つの悪影響!あなたの家庭は大丈夫?

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こんにちは、ケンタです。
ご覧いただきありがとうございます!

 

 

皆さんの家ではどのくらいの頻度で夫婦喧嘩をしますか?

 

 

我が家では子供が生まれる前はほぼ喧嘩をしませんでした。
しかし生まれた後は年に数回位の頻度で大きめの喧嘩をします。

(小さいのは定期的にしてますが)

 

 

 

なんだか子供が原因みたいな嫌な書き方ですみません・・・
でもこれって仕方ない事だと思うんです!

 

 

 


子供のことを真剣に考えるからこそ、相手に要望や考え方の違いが出てくるんだと勝手に思っています。

 

 

 


嫁と夫の2人の時には良くも悪くも、お互いに大人なので生活習慣や自分の行動で苦労した時には自分で後処理できますが、子供はそうはいきませんからね・・・

 

 

 


喧嘩ってその場の雰囲気が悪くなり、周辺にいる人も嫌な気持ちになりますよね。当事者も喧嘩している時はボルテージが上がって周辺のことまでは考えられませんが、終わった後で落ち着いてくると気まずい気持ちが残りますよね。

 

 

 

今回は夫婦喧嘩がもたらす子供への悪影響を紹介します。

 

 

 

 

世間の夫婦はどのくらいの頻度で夫婦喧嘩する?

 

 自分たちの喧嘩の頻度は何となくわかりますが、世間の夫婦の喧嘩の頻度はどのくらいでしょうか?マイナビに調査結果が出ていました。

 

 

 

夫婦喧嘩の頻度

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1位 月に数回……31.5%
2位 年に数回……27.2%
3位 喧嘩しない……16.6%
4位 半年に数回……12.8%
5位 週に数回……9.8%
6位 毎日……2.1%

 

  

 

『月に数回』が1位で、次いで『年に数回』、3位に『喧嘩をしない』がランクインしています。表を見てわかる通り、日本の夫婦の半数近く(56.6%)が『半年に数回(年に数回・喧嘩しない)程度しか喧嘩しない』と回答しています。

 

 

しかし残念ながら半数近くの夫婦(43.4%)が『月数回以上』喧嘩しているという事がわかります。

 

 

 

 

子供が生まれるまではお互いの欠点(部屋が汚いや手伝いをしない)は自己責任ですが、子供が生まれるとそうはいきません。子供の成長は親の責任だから、相手の気になる点を言い合い直してもらうように促します。

 

 

 

喧嘩しないに越したことはないですが、喧嘩をしているうちは『相手に改善して欲しい』『いつかは改善してくれる』という希望も持っている証拠です。全く効果がないと思えば言わなくなり最終的には無関心になってしまいます

 

 

 

喧嘩は決して良い事ではありませんがそれ以上に無関心の方が、良くないでしょう。

 

 

 

では、世間の夫婦は喧嘩した時に、どれくらいの期間で仲直りしているのでしょうか?

これもアンケート結果が出ています。

 

 

 

仲直りするまでの期間

 

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1位 1日以内……59.1%
2位 2日~3日……26.0%
3位 4日~5日……6.4%
4位 1週間以上……5.1%
5位 6日~7日……3.4%

 

 

喧嘩をした後の気まずい雰囲気を好きな人は、ほとんどいないと思います。
大抵の夫婦が怒りのボルテージが下がった後は、仲直りしようと思うけど怒った手前言い出しづらいというのが大半だと思います。

 

 

出来れば避けたい夫婦喧嘩ですが子供にはどのような影響があるのでしょうか?

 

 

 

夫婦喧嘩が与える子供への悪影響

 人間関係がうまく作れない

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「いじめっ子」や「いじめられっ子」になる可能性があります。

 

 

両親が喧嘩をしている姿を見て、もし片方が一方的に言われている場合には、「人を従わせるには暴力(言葉の暴力含む)が有効だ!」と勘違いする場合があります。

 

 

また逆に言われている側をみて、無意識に真似をして人の顔色を伺う性格になる可能性もあります。

 

 


家庭の居心地が悪くなる

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これは両親の夫婦喧嘩が頻繁にあれば、子供は家の居心地が悪くなり外にいるようになります。


それが原因で非行に走ったり、一刻も早く家庭から出るために結婚を急ぎ失敗してしまう可能性も出てきます。

 

 

 

PTSDや精神疾患になる危険性が増える

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子供は夫婦喧嘩を見る事により「喧嘩の原因は自分だ!」と勘違いしたり、「喧嘩を止められない自分に原因がある!」と考えてしまう場合があります。

 

 

そうした時に自分の無力感や自分が生まれなければ喧嘩は起きなかったと考えてしまい、トラウマや精神疾患に繋がる可能性があります。

 

 

またこの無力感により自己肯定感が欠如してしまい、大人になっても自分に自信が持てない大人に育ってしまいます。

 

 


脳にダメージを与える

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後述しますが海外の研究結果として、夫婦喧嘩による子供への影響として小脳へダメージを与える可能性が指摘されています。

 

 

小脳の役割として、「ストレスの制御、感覚運動のコントロール」といった性格にも大きく関わっている大事な箇所です。

 

 

それ以外にも小脳は、統合失調症(分裂病)や自閉症といった精神疾患と関係している可能性も示されています。

 

 

 

海外の研究結果

 英国イースト・アングリア大学とケンブリッジ大学の研究結果が学術誌『NeuroImage: Clinical』に紹介されています。

 

 

17歳から19歳の少年少女58人とその親を対象とした研究で、少年少女の脳をスキャンして家庭内(両親)の嫌な体験と脳の発達についての関連を調べました。
親には彼らが11歳になるまでに味わったであろう、嫌な体験(子供の前で些細なことで口論、仲が悪い、家族のコミュニケーション不足)を思い出してもらいます。

 

 

すると58人中27人(約46%)は上記のような体験しており、脳の画像を確認したところ対象の少年少女は小脳が小さめであることがわかった。
先ほど夫婦喧嘩の頻度では『毎日(2.1%)+週に数回(9.8%)+月に数回(31.5%)=43.4%』が近い数字になっている。

 

 

小脳は『ストレスの制御、感覚運動のコントロール』に関係していて脳の発達に影響があれば、それが後々、精神疾患へとつながるリスクも生じる可能性があると言われています。

 

 

 

今回の研究により、軽度の嫌な体験でも、11歳頃までにそのような体験をしている子どもは脳の発達に影響が出る可能性があること、また具体的な脳の部位との関連も明らかになったことになる。

 

 


ただ、この研究では予想外の結果も出ている。14歳で上記のような経験をしている被験者の場合、脳の複数の部位が発達しており、試練がプラスの影響を及ぼしていることが示唆された。

 

 

主任研究者のニコラス・ウォルシュ博士によれば、ある程度の年齢になってから試練を味わうと、それにうまく対処しようとすることから、脳の発達に繋がったのではないか。と考えています。

 

おわり

 

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夫婦喧嘩は子供に良くないですが、子供の事を真剣に考えるからこそ喧嘩も出てくると思います。夫婦は育ってきた環境が違うので、考え方や重要視するポイントは全く違うと思います。

 

 


我が家でも「え?そこはそんな適当でいいの?」と思ったり、「え~それ位いいじゃん!」と思う事も沢山あります。

 

 

皆さんはどのようにして乗り越えていますか?

夫婦が上手くいくコツや喧嘩を減らすコツみたいなものがあれば教えてください!

(我が家の夫婦関係を『さらに』良くするためにも!笑)

 

 

またお互いにストレスをため込まないことも大きなポイントです。

育児ストレス発散におすすめな、ストレス解消法はこちらの記事で紹介していますのでもしよければ参考にしてみて下さい。

 

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