【旦那です】家電業界の裏話
私は以前、大手家電小売店で働いてました。
選んだ理由は特になく、何となく受けて、何となく受かったから。
入る前の家電店イメージは、お客さんに聞かれた内容を説明してあげる。気に入れば買ってくれる、家電品は必需品だから安泰だろ〜程度で考えてました。
まぁ何も考えてない大学生でしたから。笑
まず店頭に立って驚いたのは”価格交渉”
ちらっと話には聞いていましたが、実際に自分でやった事はなくあまり意識はしていませんでしてあ。実際に店頭に立った時4人に1人位の割合で言われた事は驚きました。
やはり年配の方は割合は少ないですが若い方は7割位は価格交渉を求められます。業界で他店徹底対抗を謳っているのでしょうがないですが、まぁ大変です。表示売価で買ってくれるお客さんはの時は、逆に申し訳ない気持ちになる時もありました。笑
ちなみに家電の売価って、店はどのくらい利益を確保しているか知ってますか?
カテゴリーによって全然違いますが、平均15〜20%前後。
特に生活家電やAV家電は商品毎に利益率に波があります。
その中でめちゃくちゃ驚いたのは赤字で販売している商品がある事です!
しかも無名メーカーではなく、大手メーカーのS○NYやPanas○nicなど。しかも、価格交渉の末ではなく表示売価として。。。
本部から価格指示がきますが、売価はこれだが商品は売るなという指示…
販売員の接客で何とかしろという指示です。
そもそも、赤字の商品を店頭に並べる事自体に違和感を感じましたが。。。
また家電業界特有の競合他社への意識が異常に強い事です。
販売員が実際に足を運び他店の売価をチェックするという事はざらにあります。
次回は店員から見た、お得な商品の見分け方を書いていこうと思います。