赤ちゃんがインフルエンザにかかった時の4つの注意点!かかる前にインフルエンザへの対策
こんにちは旦那です。
インフルエンザが流行る季節になりました。
赤ちゃんがいる家庭では、親がかからないように冷や冷やしながら注意を払っているのではないでしょうか?
今回はインフルエンザにかからないための対策とかかった時の対処法をご紹介します。
- インフルエンザの種類と症状は?
- インフルエンザの対策は?
- 親がインフルエンザかも・・・?そんな時の行動は
- 赤ちゃんがインフルエンザに感染!注意することは
- 赤ちゃんが発症すると怖い合併症の一つ”脳症”
- おわり
インフルエンザの種類と症状は?
インフルエンザと言っても大きく分けて3種類あります。
A型インフルエンザウィルス
インフルエンザウィルスの中で一番激しいのがこのA型です。
2019年時点でA型の中では2種類のウィルス(「H3N2」「H1N1」)が流行っています。
毎年A型でも2種類流行しているので「今年はA型にかかったからもうインフルは大丈夫だ~」と思っていても、A型では2種類流行っているのでまたインフルエンザA型にかかる可能性があるので注意してください。
■38℃を超える高熱
■頭痛や全身の倦怠感
■肺炎を含む、深刻な呼吸器系の合併症
■ものを飲み込むのが困難なほどの、のどの痛み
■関節痛、筋肉痛
脳炎、脳症の合併症を引き起こすことがある
一般的な風邪よりもインフルエンザは重症化しやすいのがインフルエンザの特徴です。
1~3日ほど潜伏期間の後で発症して、急激に熱が出ます。そして発症後1週間程度で症状が軽快するのが特徴です。
B型インフルエンザウィルス
A型インフルエンザの後で流行りやすいのがこのB型インフルエンザです。
一般的には2月ごろから流行するケースが多いようです。
■全身倦怠感や悪寒、戦慄
■高熱
■筋肉痛や関節痛
■咳や淡
■嘔吐
■下痢
A型と違い症状が出なかったり、高熱が出ない場合もあるのがB型の特徴です。
また症状も下痢や消化器官の症状が多い傾向にあります。
C型インフルエンザウィルス
こちらは乾燥する冬場だけに発生するウィルスではなく、年間を通して発生します。
ウィルスの特徴として変化しづらいので、他の型のウィルスと違い一度免疫を持つと免疫が持続しやすいので2度目にかかる事が少ないのが特徴です。
■発熱(微熱)
■大量の鼻水・鼻づまり
■くしゃみ
■喉の痛み
■咳
C型は熱も上がらず、普通の風邪と同じような症状なので気が付きづらい特徴があります。
インフルエンザの対策は?
最初に医師専用のコミュニティサイト”MedPeer”から医師1,000人が選んだ対策としてランキング形式でご紹介します。
基本的にインフルエンザの対策は赤ちゃん自身よりも大人がしなければいけない対策です。参考してインフルエンザにかからないように注意してみて下さい。
1位 手洗いをする(639票)
風邪予防の基本として有名な手洗いが1位にランクイン。
その理由としては「接触感染の方が飛沫感染より頻度が高いから」や「手指についたウィルスが、鼻を触ることで上咽頭、鼻腔粘膜から感染することが分かっているため」などの理由が挙げられています。
政府広報オンラインでは下記のような手洗いを推奨しています。
2位 人ごみに行かない(625票)
インフルは潜伏期間が長いので、感染に気が付かずに出歩いている人も沢山います。
そんな中で医師の先生も出歩かないのが一番の対策と言っています。
3位 睡眠・休養をとる(528票)
体力が落ちているときに風邪というの引きやすくなります。
お医者さんが3位に挙げている理由として「免疫力の維持とアップには睡眠と休息」や「ウィルスに対抗するにはまず体力」というように休むことの重要性をあげています。
4位 予防接種(ワクチン)をうつ(457票)
ある程度の月齢の子供もうつ事ができるインフルエンザワクチン。
今回の質問したお医者さんの88%もワクチンを接種していると回答しました。
医学的に立証された対策という事で、上位にあげるお医者さんも多い対策になります。
5位 加湿する(308票)
加湿することによりウィルスが活発にならないため加湿は効果があるとよく言われます。
それ以外にも飛沫感染を防ぐという効果もあり、2次被害を防ぐことが出来ます。
それ以外にも様々な対策があります。
ランクインしないからと言って効果が無いわけではないので、できる限り対策してあげましょ。
うがいや歯磨きをする
うがいは繊毛運動のようなのどが本来持つ防御機能を高めるとともに、物理的な洗浄効果もあります。
歯磨きもインフルエンザへの対策に有効です。
ウィルスは口腔内雑菌が出す「ノイラミニダーゼ」という酸素介して増殖します。歯磨きによって口腔内雑菌を減少させることにより、インフルエンザに感染する可能性を減らすことが出来ます。お医者さんもこのインフルエンザが流行る時期だけ一日4回歯磨きしている先生もいます。
マスクをつける
咳やくしゃみによって飛散する病原体を含むしぶきを他の人にうつさないようにする対策です。
他の人以外にも、マスクをつける事により自分の鼻や口に触れる機会が減るので感染を予防することが出来ます。
紅茶を飲む
科学的に立証されているわけではありませんが、紅茶や緑茶はインフルエンザ対策に効果的と言われています。
三井農林の研究では紅茶に含まれるポリフェノールをインフルエンザウィルスに入れることにより、99.96%働きを失わせた結果を残しました。
このようにインフルエンザウィルスに対して効果的な働きをする可能性は高いと言えます。それ以外でも後述しますが、水分を定期的に接種することも対策として効果的です。
20分に1回の水分補給
ウィルスは喉や鼻の粘膜にある感染部分に到着してから細胞に侵入するまでに最速20分と言われています。
そのため20分に1回水分補給をすることにより、ウィルスを洗い流します。消化器官に入ったウィルスは分解されるので、感染や増殖の心配がありません。
親がインフルエンザかも・・・?そんな時の行動は
まず病院へ行く前にやる事はマスクの着用です。
そして安静・休養して体力回復をはかるとともに、他の人にうつさないように隔離します。
そして病院に行く前に込み状況などを電話で相談してから受信するようにしてください。
赤ちゃんにうつしてしまわないように、最大限注意して換気や加湿で飛沫感染対策を心がけましょう。
赤ちゃんがインフルエンザに感染!注意することは
この項目は我が家の実体験をもとにご紹介します。
その時の記事はこちらです。
まず1つ目にインフルエンザに感染した場合には脱水症状に注意してあげてください。
調べ方としては、赤ちゃんがおしっこをしているかどうかです。
脱水症状はお医者さん3人が口を揃えて一番注意することにあげていました。
その理由は大人が身体の60%が水分に対して幼児は70~80%が水分と言われています。それ以外に熱をだしていると下痢などで水分が失われやすい状況だからです。
大人と違い肝臓が未発達のため、体内の水分量調整ができないので通常の水ではなく、イオン水を与えるようにしましょう。
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もし赤ちゃんが熱を出している場合には、おっしこの量が減っていたら注意、半日でない場合には要注意です。
おしっこの量以外にも、手足の冷えで脱水状況が判断できます。
少しひんやりしている場合には注意、冷たいと感じるほど冷えてる場合には要注意です。出来るだけすぐにでも水分補給をしてあげましょう。
2つめは身体を冷やしてあげましょう。
氷枕やタオルで包んだ保冷材で脇の下や足の付け根に充ててあげて体温を下げてあげましょう。
解熱剤も効果的ですが、赤ちゃんは体温コントロールが上手くできないので与えるときには注意しましょう。お医者さんに「38.5度以上で辛そうな時だけ与えて下さい。」と言われました。6か月以下の月齢のこの場合には医師に相談してから与えるようにしましょう。市販の解熱剤は絶対に使わずに医師に相談しながら与えるようにしてください。
3つめは病院に行ってお薬を処方された時には与えましょう。
娘にはタミフルが処方されましたが、薬を嫌がり全く飲みませんでした。
そんな時離乳食で大好きなリンゴに混ぜて与えると嫌々ながら食べてくれました。
発症中は食欲が落ちるのが一般的ですが、多少なら与えても良いとお医者さんに言われていました。
後は大人同様にできるだけ安静にして回復を待ちましょう。
そして4つめの注意点として親への感染です。
今回我が家では親も感染して散々な状態になりました。
もし子供がインフルにかかったら、マスク着用、定期的な手洗いうがい、換気と加湿を忘れずに行いましょう。
親が感染すると悲惨です。
万が一赤ちゃんに異変があった時に見逃す恐れも出てくるので親の体調管理は徹底しましょう。
またインフルエンザの特徴として合併症を引き起こす恐れがあります。
特に怖いのが脳症と呼ばれる合併症なので次の項目でご紹介します。
赤ちゃんが発症すると怖い合併症の一つ”脳症”
インフルエンザ脳症の主な症状は、意識障害、けいれん、異常な言動、嘔吐の4つです。
■意識障害・・・ぼーっとする/眠り続けて全く反応しない
■けいれん・・・突然身体全体や一部をぴくぴく動かします。
■異常な言動・・・幻覚を見る/ろれつが回らない/突然の恐怖や怒り
インフルエンザ脳症は命にかかわる重大な病気になる恐れがあります。
多くが発熱から48時間以内に上記症状が発症して1歳をピークに幼児期に最も多くみられます。
厚生労働省の調べでは1シーズンに全国で100~300人程発症して、死亡率が約10%(以前は30%ありましたが最近は医療の進化により減っています)もあります。後遺症もそのうち25%程見られます。
万が一インフルエンザ中に上記症状が発生した場合にはすぐにでも病院で診察してもらうようにしましょう。
おわり
毎年沢山の人が感染するインフルエンザですが、幼児がかかると大変な症状を引き起こす可能性が出てしまします。
まずは親の感染予防を徹底して親から子供への感染は絶対に防ぐように予防しましょう。