パパ見知りならぬママ見知りってあるの?
こんにちは旦那です。
パパ見知りという言葉を聞いたことがある人はいるかもしれませんが、ママ見知りってあまり聞かない言葉ですよね。
パパと違ってママはお腹の中だけでなく、産まれてからも一緒にいるので信頼が厚いので起きないのかな?と思っていました。
しかし中には「ママ見知り!?」と疑いたくなる事例もあるので、 可能性と原因をご紹介します。
ママ見知りはありえるのか?
ママ見知りという状態は、基本的にありません。
その理由はシンプルで赤ちゃんにとって一番接する時間が長いのがママだからです。
赤ちゃんはお腹の中にいる時からママの声や心音を聞いて育ちます。産まれてからも授乳や抱っこのように長時間接するので、パパ見知りのようにママ見知りというのはほぼおきないんです。
ママの胎内にいる時には赤ちゃんは目が見えておらず、はっきり見え始めるのは生後1年を経過してからと言われています。目とは反対に聴覚は妊娠20週目ごろより発達しはじめるので、胎内にいる時から「ママの声」と「それ以外の人の声」を認識していきます。
もしママ見知りが起こるとしたら、赤ちゃんがママの胎内にいた時の記憶(音)や匂い(母乳の匂いなど)などを忘れた時に起こる可能性があります。
産まれてすぐの赤ちゃんにママの母乳をしみこませたガーゼと、他人の母乳をしみこませたガーゼを置くと、例外なくママのガーゼのほうに顔をむけるという実験結果があります。そしてその傾向は日にちが経つにつれて強くなるという傾向もわかっています。
それでも赤ちゃんが泣いたり嫌がる原因は?
安心して泣く
赤ちゃんが一番安心して過ごせるのはなんと言ってもママです。
お腹の中からずーっと一緒にいて、産まれてからも一緒にいます。
私たちも不安な時に慰めてもらったり、信頼できる人と一緒にいるだけで安心します。
赤ちゃんは素直なので、1番信頼が出来るママと一緒にいる事により泣いてしまう事もあります。
我が家の 実体験でも、昼間にママと離れておじーちゃんやおばーちゃんと過ごした日の夜など、ママと離れていた過ごした日は、ママに抱っこされても泣き続ける事がありました。
これは恐らく昼間はママがいない事に気が付いていましたが、夕方にママに会った事による安心感で泣き続けたと思われます。
抱っこの居心地が悪い
ママの抱っこで普段泣かない赤ちゃんも、抱き方や環境によって泣く事はあります。
ママにとって同じような環境でも、赤ちゃんの身体に異変があったり、周辺環境によっても変わります。
・暑い
・かゆい
・体勢が気にくわない
・怖い、不安
・自分で動きたい!行動を制限されたくない
もしこのポイントを意識しても泣き止まないときには、お腹が空いていたりオムツを変えて欲しいのかもしれませんのでチェックしてみて下さい。
体調が悪い
赤ちゃんは大人の様に体の異変を言葉で伝える事は出来ません。
体調不良や不満があるときには泣いて知らせます。
例えば着ている衣服の止め具やタグが肌に触れて不満、痛かったり、あせもがかゆいという事も考えられます。
また病気の中にも、手足口病のように熱が出にくい病気もあります。
赤ちゃんの様子をよくみて判断してあげてくださいね。
ママの不安やストレスが伝わっている
アイルランドで11,000人の子供を対象に行われた調査によると、親がストレスを感じている場合、子供の発達に悪影響があるという結果が出ています。
ママのストレスと9カ月の赤ちゃんの神経質な性格に強い関連が見られました。
このようにママの感情を赤ちゃんはしっかり理解しています。
長時間ストレスホルモンにさらされることで、赤ちゃんの脳の発達に悪影響を与える可能性があることがわかります。
家事や子育てでストレスがたまりやすい時期ですが、赤ちゃんは意外とストレスに気がついています。周りの人に助けてもらって、ストレスを出来る限り軽減してあげて下さいね。
おわり
私自身もパパ見知りを体験しましたが、抱っこするたびに泣かれるので精神的に応えました。
その時の記事はこちらです。
基本的にはママ見知りという事が起こることは考えづらいですが、もしママに抱っこされて泣いたりするときにはママ自身ではなく周辺環境に原因がないか確認してみて下さい。