まったりブログ

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災害時にも使えるアイクレオの3つのメリットとデメリット!

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こんにちは、ケンタです!!
3月11日は東日本大震災という事で、沢山の人の記憶に残る日となりました。

 

嫁のブログでも紹介していますが、当時みた光景はとても現実とは思うことが出来ませんでした。当時まだ子供もいないので、自分たちの寝る場所と食べ物を確保(最悪無くても1日なら絶食もできるので)すれば乗り越える事ができます。

  

www.chillin-blog.com

 

 

子供が生まれた今ではそうはいきません。

 


子供を守れるのは親だけです!守るためには万が一の備えが必要になってきます。

 

 

震災意識が非常に高まる3月11日にグリコの『アイクレオ』のブランドから、日本初の液体ミルクが発売されました。

 

 

防災食料としても活用できるので紹介します。

 

 

 

液体ミルクとは?

 

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一般的な粉ミルクの様に、粉を溶かす形態ではなく、調乳済みの液体です。

 

欧米では1970年代から普及していましたが、日本には製造・成分、表示ともに「乳児用調製粉乳(いわゆる粉ミルク)」の規格しかありませんでした。

 

海外の液体ミルクはペットボトルや紙パックに入っているので、中の液体を哺乳瓶に移し替えたり、ペットボトルの場合には乳首を付けて与えます。

 


日本では、熊本地震の際に駐日フィンランド大使から液体ミルクが救援物資として届けられたことで注目を集めました。

 

 

そして平成30年8月8日に厚生労働省によって、液体ミルクを国内での製造・販売が許可されました。

 

 

液体ミルクの3つのメリット

 赤ちゃんがすぐに飲める

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従来の粉ミルクを作る工程は『①手を洗う、②粉を測って哺乳瓶へ、③お湯を沸かす、④水を規定量まで注ぐ、⑤人肌まで冷ます、⑥授乳』という流れになっています。

 

 

液体ミルクの場合には、『①手を洗う、②哺乳瓶にミルクを注ぐ、③授乳』という流れになります。常温保管のため、お湯を沸かしたり、冷ます手間が無いのですぐにミルクを与えられます。

 

 

粉ミルクより衛生的

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上述の通り、液体ミルクは赤ちゃんにあげるまでの過程が粉ミルクと比較して大幅に簡略化されます。

 

そのため準備過程で菌が入る可能性が激減します。

 

また液体ミルクは紙パックやペットボトルの様に無菌状態で封がされているため、粉タイプの様に保管時に菌が入ることを防ぐ事が出来ます。

 


常温で長期保存可能

通常の粉ミルクは、未開封であれば1年程度使えますが開封済みは1か月が目安とメーカーは謳っています。


非常食と使うためには、長期保存が必須のため、災害時に手間がかからずに使えて、約6か月間の保存期間があるミルクは非常に利便性が高くなっています。

 

こちらは粉ミルクのアイクレオのQ&Aですが、開封後は1か月以内の使用を推奨しています。

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液体ミルクのデメリットは?

値段が高い

既に長期間販売している欧米などの海外でも、液体ミルクは粉ミルクに比べると高いです。

 

一般的な商品は販売期間が長くなると、徐々に値段が下がってきますが、液体ミルクの販売期間が長い海外でも粉ミルクと比較すると2倍以上値段差があります。

 

そのため、日本でも値段はあまり下がらないと予測できます。 

 

赤ちゃんの好み

吸啜反射は3‐4ヶ月までと言われています。日本ではまだペットボトルの先に乳首をつけるタイプは販売されていませんが、赤ちゃんによっては形状次第で嫌がる可能性が出来ます。

 

また、常温で与える事になるため、赤ちゃんによっては嫌がる可能性があります。

 

 

賞味期限がまだまだ短い

一般的に賞味期限は店頭の販売期間も含めて設定されています。

 

もし購入するときに、『メーカー生産→店頭販売→購入』まで1か月かかった場合、賞味期限に対して『-1か月』という事になります。つまり手元に届いてから約5か月が賞味期限になります。

 

一般の非常食のように、10年間という長期間保存はできないので注意が必要です。

 

 

液体ミルクはこんな時に役に立つ!

外出時に便利

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普段外出するときには、粉ミルクの場合にはスティックの粉ミルクと水筒(お湯を入れる)が必要です。

 

 

外で落ち着ける場所で粉ミルクを作ることが出来れば理想ですが、赤ちゃんは様々な環境で泣いてしまいます。液体ミルクであれば、哺乳瓶に移し替えるだけなので手間もかからず簡単です。

 

災害時に便利

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災害時に電気や水道などのライフラインが使えない場合も出てきます。

2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震のように、ライフラインが使えなくなり困る家庭が続出しました。

 

大人であれば、我慢するという選択肢やお茶やコーラのように水以外の飲料水で喉を潤したりできます。赤ちゃんにコーラを飲ませるわけにいかないので、ミルクが必須になります。

 

液体ミルクであれば哺乳瓶さえあれば、与えることが出来るのでお湯を用意できなかったり、水が用意できなくても安心です。

 

 

忙しい時の家事を簡略化できる

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液体ミルクは、粉ミルクに比べると値段が高いので毎日使う用にはあまりお勧めできません。(もちろんお金に余裕がある家庭は別ですが・・・)

 

ただ、イレギュラー時に使う分にはとても便利なアイテムです。

例えば、普段一人で子守をしない旦那さんが子守をしないといけない時や家事が忙しくて手が回らないときにはおススメです。

 

 

 

おススメの液体ミルクは?

2019年3月時点では、液体ミルクは『グリコのアイクレオ』の1社しか販売されていません。

 

2018年8月に液体ミルクの製造が厚生労働省より許可されましたが、当時は発売まで1年間はかかるという予測がでていたので、今回の発売は予定より大分早いです。

 

アイクレオの特徴は出来るだけ母乳に近い成分で構成されているため、赤ちゃんの体に配慮されているので安心です。

 

パッケージ表面

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パッケージ裏面

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12本入りのケース販売で2,600円でアマゾンで売っています。

つまり1本約217円になります。

 

もちろん日常の使用用途でも使えますし、非常用として考えても半年で2,600円と考えれば非常に安い価格なので、大切な子供を守る備えとして検討してみて下さい!

 

※備えとして買う人が多いようで、3月13日時点ではアマゾンは売り切れて入荷待ちになっています。転売業者(?)が3千円以上で販売しているので注意してください!

 


アイクレオ 赤ちゃんミルク 125ml×12本入り 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】